2014年8月12日火曜日

スネークセンター

ジャパンスネークセンターに行ってきました。

ニュートン・子供の科学などの科学雑誌にスネークセンターによる写真が数多く掲載されており、ずっとどんなところなんだろうと興味を持っていました。
20年以上前からの念願が叶った訪問です。


南口から入場、階段を下っていくレーンが二つあるのですが、右側には蜘蛛の巣がビッシリ! 普段あまり目にすることがないので入場直後からビビってしまいました。

(あのレーン、何ヶ月も人が通っていないという事か…?)

階段を下ると巨大な観音像。


白蛇の上に立つ観音様に交通安全を祈るため、賽銭箱に…と思ったら、賽銭箱が風雨により破損しており、背面から賽銭が漏れ落ちています!

(なんとワイルドな!)

研究施設がメインという事なので、園内のメンテナンスにはあまり力が入っていないようです。
が、普段管理されつくした社会で暮らしている身としてはむしろ新鮮な気持ちになりました。


坂を下っていくと蛇が飼育されている温室。だいぶ建物は傷んでいますが、ガラスはピカピカで蛇の姿はよく見えました。

チラッとこっちを見ています♪

ガラス越しで見る巨大な蛇は迫力があります。何匹も見ていると感覚が麻痺してきて目がキラキラしていてかわいいな~なんて思いましたが、壁に貼ってある噛まれてしまった方の足が壊死していく説明・画像を見てしまうとかわいいなんて言ってられないなと。

噛まれた場合の対処法を記した掲示物を家族全員でしっかり読みました。

温室を出るとコンクリート区切りの飼育ゾーンがあり、マムシを眺めることができます。先ほどの壊死画像が頭をよぎり、こっち側に逃げ出していないかビクビクしながらの鑑賞。

ふと見ると野生のカエルが柵を乗り越えてマムシゾーンにジャンプ! どうなったかまでは確認しませんでしたが、なかなか勇気のあるカエルでした。

資料館には蛇の全身骨格標本があり、口の形状の仕組み、衝撃的な生殖器の形状、などなど勉強になりました。

ときおり、蛇の剥製の目部分が黒マジックで適当に塗られている標本があったり、このスネークセンターの持っている独特の味みたいな部分に、家族みんなが笑ってしまいました。

「ナンジャ」という名前の剥製を指差して「なんじゃ!」と叫び、その後にある「ヒメナンジャ」の剥製に「こっちはメスだ!」と叫ぶと子供にはウケるかもしれません。


番外編としては、展示室の二階に恐竜の模型が並んでいるのですが、これがもう経年劣化で破損しまくり状態、私がこれまで見てきた展示物の中で最もボロボロ♪ 蛇への緊張感とこれらのズッコケぶりの落差に最後の方は笑顔笑顔でした。希望としてはあの展示を今後とも続けて欲しいと思います。

このあたりから展示物の雲行きが怪しくなってきた!

「速く走った」と書いてあるがイメージできない!

アッチコッチ取れちゃいそうで、つらそうな表情。

コイツは施設から脱走を試みています!

恐竜ゾーンを抜け、ブラブラと園内を歩いていると、酒瓶を両手に持ったおじさんが話しかけてきました。なにやら危険な雰囲気に身構えましたが、「私は訳あって殺生できない身!」とRPGに出てくる町の人みたいな台詞。
見れば持っている酒瓶の中には小さな蛇が入っています。スタッフの人かと思ったのですが、聞けばお寺の住職で時折敷地内で捕獲した蛇をセンターに持ってくるそうです。

後にスネークセンターでの思い出を子供達に尋ねたら「あのおじさん!」と答えるくらいにインパクトがありました。


南口に向かって帰ろうとしていたら、行きには気がつかなかった分岐点を発見。薄暗い路地は切り立った崖に囲まれており、ひんやりとした風が猛暑でクタクタになった私達を誘います。が、足元にあった警告表示版の文面にビク~ッ!

ちゃんと管理してくれ~♪

警戒しながら進んでいくと、やがて洞窟のようになっていましたが、閉鎖されていて中に入ることはできませんでした。

漂ってくる冷気…。(もしかしたら霊気かも?)

探検気分も味わえ満足の訪問となりました。
ジャパンスネークセンター、他には真似のできない不思議なゾーンでした!



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