2012年2月25日土曜日

開発者、サンドバックの戦い方

基本は「制空権争い」

私にとっての制空権争いとは、ジャブが届くギリギリの間合いでの攻防戦である。相手が接近してくれば後退、下がれば前進する。

この間合いを具体的に説明すると…

こちらのストレートが当たらなかった場合でも、相手のフック・アッパー・Bフックの返しが届かない距離

である。

この間合いを維持したまま、ジャブとストレートで相手の顔面へのラッキーヒットを狙い、あまりに顔面ガードが固いならBジャブで有効打を稼ぐ。

相手が強めの前進を敢行して、こちらをコーナーに詰めてきたら、クリンチで仕切り直す。

追い詰められて密着戦になっても、できるだけ先に打たない。カウンター被弾による大ダメージが怖いからだ。

相手が空振りして疲労して、自分から帰ってくれるのが理想。

近距離での相打ちタイミングは徹底的に避けるので、劇的なシーンが両者に訪れることはないかもしれない。
地味な展開となることが多いが、目的はポイントの優位を積み重ねることである。

この低リスクなスタイルで優位を得ることができれば、相手は特攻アタックやボディアタックなど別のリスクある手段を選ばざるえなくなる。よって制空権争いでしっかり勝つことが勝利への第一歩といえる。

①先に蓄積ダメージを負わない
実ボクは時間経過でゲージを回復させることができる。ピンチを脱するには時間稼ぎが重要。
ポイントを捨てるラウンドがあっても構わない、最後に二者が1p勝っていればOK。

②相手のアタックは凌ぐ
積極的に振ってきている相手と打ち合わず、なるべくディフェンスで凌ぐ。ダメージを受けるリスクよりも、相手が疲労するメリットを重視する。

③疲労した相手に強打を狙う
疲れた相手は打ってこないと決め付ける。数少ない積極的に攻撃できる場面だ。
相手の姿勢を確認し、当たる強打(Bフック含む)を打っていきたい。

④なるべく前進する
なるべく前方で戦うことで、仮に打ち負けたとしても後方へ逃げて回復が可能である。
更にインターバルの回復量を主導して調節できたり、チャンスの際に追い詰めやすくなるといったメリットがある。

⑤呼吸ゲージを見ながら攻める
呼吸ゲージを注視、自分が高くて相手が低いときにジャブの刺し合いを開始する。
一発当たると数秒間その場で光点が点滅して止まるので、自分なり相手の光点を特定の状態に固定して打ち合おう。

意外と当たる変則的な強打


①スローワンツー
ワンツーをワン・ツーと打つ。要は野球のピッチングでのチェンジアップ。こちらの単発ジャブに対する相手の返しタイミングを覚えたら、その出始めに刺さるようストレートを打つ。近距離では当たったとしても仰け反るようなダメージを与えることができず、危険を伴うので使わないほうがいい。

②Bジャブちょい出しストレート
これもチェンジアップ。相手がBジャブに対するジャブ返しのタイミングを覚えたら、その出始めにストレートがヒットするように狙う。

③フック削り
ダメージ40前後でジャッジA狙い。変則タイミングでカウンターされない工夫が必要。ラウンド内に一度打つか打たないか。カウンターされるリスクがあるので、リードしていたり、当たったところでポイント獲得できないケースなら控えよう。

④フェイントから強打
コンビネーションパンチ。最初のフェイントに反応した相手に強打が当たってくれれば…と期待。


ボディ攻撃への対処

①早めに対処、回復を最優先
30受けたら回復に専念しよう。前後移動で相手のBジャブを空転させ、接近されたらクリンチや腹筋、が基本。相手が疲労して自らボディ攻撃を控える方向を狙う。

②ジャブ連打で密着、打たせない
Bフックを混ぜてくる相手の場合、①の対処では足りない場合もある。残り時間が少ないならば、細かい連打で終了ゴングに逃げ込む方法も有効だ。

③相手の呼吸ゲージが上の時、打たれないように意識
逆に言うと普段は前に出て背後のスペースを確保。

④疲労しないように!
ボディと疲労のダメージがダブルで溜まるとジリ貧化。

⑤インターバルにできるだけ回復
終了ゴング直前、前にダッシュ。

⑥遠くからBジャブを打つ相手には顔面ジャブで打ち勝てる
思いがけず大ダメージになったり。

ボディ突破された後

①絶対に諦めない
ヤケになって振り回したら相手の思う壺。顔面への強打攻撃が来る瞬間に全意識を集中させよう。

②相手のフックにダックアッパー
なかなかヤケにならない君にイライラ、どこかで顔面狙いにシフトするはず。

③相手のBジャブにアッパー狙い
ファイナルショットにどうせならバクチを!


顔面に蓄積を受けた時

①ジャッジBを諦めAとCでリードを狙う
最大ダメージ数とヒット数を意識してラウンドを重ねてみる。

②ボディ攻撃へシフトする
相手がカウンター待ちしている気配が少しでもあればボディを狙ってみる。
自身が負ったダメージにより呼吸ゲージが高速化して何度も上部を通過するため、無傷のままいきなり狙うよりも手負いのほうが実は成功する確率が高い。
相手が疲労してきたタイミングで開始すると成功しやすい。

③とにかく試合を長引かせる
倒せない相手を倒そうとより大振りになってくるスイング。
そこを狙って一発逆転!


トドメ

①相手のダックにアッパーを打つ
ダックが癖になっている相手に有効。

②相手の強打を待ってカウンター
「来る!」という予想が当たればKOは簡単。


最終ラウンドの逃げ切り

①スウェーの多用
避けるだけでなく、相手を疲労させることができる。
通常フォームに戻すタイミングは相手強打の引きに合わせましょう。

②ジャブ連打
とっことんジャブ→ガード→ジャブでバリア。

③ガードで静止
フック削り以上のダメージを負うことがない。
場合によっては立てる程度のダウンも戦略的ともいえる。

④前後にウネウネ動く
捕まえられそうで捕まえられないステップワーク。

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